このところ、中国の金融引き締め懸念やオバマ大統領の金融規制法案などで、世界的に株価や商品、為替相場が下げ波乱の形になっていました。しかし、私は大きな相場に対する見方を変えていません。
日経平均は昨年3月に底打ちした後、6月以降は調整局面で、ひとつのリズムがみられます。6月12日の高値から7月13日の安値まで、1ヵ月間で11%下落したほか、8月31日の高値から10月6日の安値まで、1ヵ月強で10・6%下落、10月26日の高値から11月27日の安値まで、1ヵ月で12・7%下落しています。昨年6月以降は調整局面で、おおよそ1ヵ月間で平均11・4%下落するパターンになっています。
今回は、1月15日の1万982円が最高値でしたから、このパターンを単純に当てはめると、2月半ばにかけて、9730円ぐらいまで下げてもおかしくないということになるわけですが、そこまでは下げないでしょう。というのも、昨年の3回の調整局面と今回との決定的な違いは、昨年はすべて週足の一目均衡表の雲の中で高値をつけての調整場面でした。しかし今回は、12月下旬に週足の雲を上に突破しており、現在もここまで下げてきても、雲の上のところにあります。したがって、昨年の3回の調整場面よりも日柄が短く、下落率も小さく済んでも不思議ではありません。
そうなると、ちょうど節分にかけて下げてきましたので、節分底の形になる可能性が大きいとメール会員やFAX会員には繰り返しお伝えしておきました。実際、節分の2日前に1万129円の安値をつけて、1万400円台まで反発してきています。
昨年12月に発売した早見の『九星気学と干支から見た2010年の大予測』の中で、「今年の東京株式市場については、年初のころが安値となり、年央に向けて上昇していくとみられる」と書いておきました。今のところ、そのパターンになっています。引き続き、日立をシンボル株として、低位株の中から重点的に銘柄を発掘していく方針で対処します。
また、今年は電気自動車に関連する銘柄が本格的に買い人気を集めていくとも予想しています。関連銘柄をマークしていきましょう。