早見は10月11日の東京セミナーで、当時日経平均が8200円台にあった時、次のように話しました。
「日経平均は目先的に、2003年の最安値7603円を割り込みにいくはずである。それまで買いは入れてはいけない。2003年の安値を割ってから、頃合いを見て、第一弾の買い指示を出す予定だ。さらに6000円台に下げていくことも想定して、二段構えで買いを入れられるように準備しておけ」とコメントしました。
続いて10月25日の大阪セミナーでは、次のように話しました。
「日経平均の目先的な下値の目安ゾーンは、6500〜7300円の間と設定している。このゾーンに突入してきたら、第一弾の買い指令を出す予定なので指示を待て。引き付けるだけ引き付けて、買い出動させる」とコメントしました。
そしてこの間、10月23日に当社のファクシミリとEメール会員には、日経225ETFを8200円のところでカラ売りさせておきました。このように、明確に相場見通しと投資作戦をあらかじめお伝えしておいた上で、号令をかけるタイミングを引きつけていたわけです。
そして10月27日に、ついに日経平均は6994円まで突っ込んでいきました。実に26年ぶりの6000円台突入となったわけですが、私はいよいよ逆張り買い出動のチャンス到来と判断していました。
それは10月27日の終値で、日経平均の200日線とのカイリ率がマイナス44・5%に達したことが第一の理由です。もちろん、これは東京株式市場の戦後の歴史でもかつてない数値になりましたが、1929年から始まった世界恐慌の時、大暴落の過程で、NYダウの200日線とのカイリ率は、1932年5月31日のマイナス44・3%が最大値でした。今回日経平均はその時と同じレベルまでマイナスカイリが拡大したわけです。
第二の理由は、昨年の最高値1万8300円に、黄金分割の0・382をかけると6990円であり、ちょうどそのレベルまで下げたことです。したがって、さすがに今回は6000円台突入で買い出動の場面であると判断しました。
そこで10月28日に、日経225ETFのカラ売りを7290円のところで買い戻し・利食いの指示を出し、まずカラ売りで利益を確定させました。返す刀で、その日に新日鉄を300円のところでファクシミリとEメール会員に一斉に買い指令を出しました。その後28日のNYダウは、史上二番目の上げ幅となり、新日鉄も330円台まで急上昇していきました。引き付けるだけ引き付けて、絶妙のタイミングでカラ売りを利食わせドテン買いに回った読みが、とりあえず的中した形です。底値買いをするときには、個別銘柄で新日鉄を代表とする低位大手鉄鋼株と、ダイワボウに的を絞ることも、あらかじめ何度も予告してきました。このようにして、既定の方針通り、投資作戦を進めていました。
日経平均は6994円の安値から、8000円台回復まで反発してきましたが、これはまだ本当の意味での歴史的な大底打ちとは言えません。それについては、12月に発売する『九星気学と干支からみた2009年の大予測』の中でも詳しく解説しますので、ぜひお読みになって下さい。
ある程度大きな値下がりをすれば、必ず反発していくのは当たり前のことです。ただ、その転換点をできるだけ引き付けて見極めなければなりません。中途半端に押し目買いをいれても、今回のようにさらに一段安となっていき、より傷口を広げるだけになってしまいます。ですから私は、途中で一切買いを入れさせず、資金を温存させていました。そして、ここぞというところで投入させたわけです。
とりあえず引き付けるだけ引き付けての投資作戦をひとつおこなって頂きました。早見の読みが的確であることは、十分お分かり頂けたと思います。今後も私の話にしっかりと耳を傾けてください。
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http://www.hayami.org/archives/20000/20070/
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