10月25日の大阪セミナーで、日経平均の目先的な下値の目安を、6500円〜7300円のゾーンに設定していると明らかにして、このゾーンに突入してきたら第一弾の買い指令を出すという作戦をあらかじめお伝えしておきました。
私はこのところの暴落局面で、中途半端なところでは一切買いを入れさせず、とことんまで下げるだけ下げさせて、底値買いに回るチャンスをギリギリまで引き付けました。日経平均が10月10日に8115円の突っ込み安値をつけた時も、多くの個人投資家が買いに出動していましたが、私はまだダメだとストップをかけ、動きませんでした。案の定、その後再び崩れて、10月28日に6994円まで暴落したわけです。これで1982年以来、実に26年ぶりの安値に落ち込み、私があらかじめ明示しておいた目先の下値の目安ゾーンのちょうど真ん中に入りました。
そこで早見は、この6994円の最安値をつけたその当日、ただちに日経225ETFを約1000円幅を取ってカラ売りを買い戻させて、今度はただちに新日鉄を300円のところでズバリ買い推奨しました。その後日経平均は9400円台まで値上がりしていき、新日鉄も350円台まで上昇して、みごとに読み通り成果を上げています。
ギリギリまで引き付けるだけ引き付けて、底値をつけたまさにその日にカラ売りを利食わせてドテン買い出動を指示するという、まさしく神業にも等しいパーフェクトのタイミング判断で、売買指示を出したわけです。したがって早見の目先的なスタンスは、株価の値上がりを歓迎するものになっています。
新日鉄は11月5日に、5日線と25日線がゴールデンクロスしてきました。目先的には、日経平均が1万円の大台を回復する可能性が極めて大きいとみています。それを暗示するかのように、5日に日経平均も8月29日以来の25日線突破となりました。
しかし同時に私は、これはまだ歴史的大底打ちではない、とも言い続けています。株価は1年中毎日上がり続けるものでもなく、毎日下がり続けるわけでもありません。今回のように、日経平均が昨年の最高値から62%も値下がりして、26年ぶりの安値にまで落ち込めば、それなりのある程度大きな反発局面に入るのは当たり前のことです。それをもってして、歴史的大底を打ったと勘違いする投資家や市場関係者がこれから増えていくでしょう。それがまた次の新たな波乱の種につながっていきます。
2007年は大きな転換点であり、2008年は予想通り崩壊の年になりました。大きく崩れたものがこれからどうなっていくのか、詳しくは12月に発売する「九星気学と干支からみた2009年の大予測」で詳しく解説いたします。全国の投資家や証券マン、当社の会員、非会員を問わず、必ず読んでおくことを強くお勧めしておきます。
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