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投資講座 第8章−30
[2006.06.09]

 
 三市場(東京、大阪、名古屋)信用買い残の評価損率は、5月26日時点でマイナス12・9%に拡大して、約1年9ヵ月ぶりの水準まで悪化した。

 評価損率が拡大するということは、投資家の持株の含み損が大きくなってくるので、追い証が発生して、さらに苦しくなっていく。このため通常マイナス10%を超えると、見切売りが急増しやすいと言われている。

 このような局面は、マーケットは弱気が広がり、悪材料ばかりが目につく。したがって含み損を抱えている投資家は、株価が底無し沼を下げていくかのように思い込み、不安になって投売りしていくものだ。このためたしかに株価全体が急落したりする。

 だが。それでは本当に底無し沼のように下げていくのかと言うと、そんなことはない。むしろ投売りが底打ちを早めるのである。評価損率と日経平均の関係を調べてみよう。