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投資講座 第8章−33
[2006.06.30]

 
 日経平均が4月の高値から2割下げて、ブラックマンデー以来の短期間での大幅安になったわけだが、これで悲鳴を上げたのは、目先狙いの個人投資家。特に信用取引で目一杯買っていた人々である。昨年後半はミニ・バブルの様相で、株の初心者が我も我もと買い上がっていたから、なおさらパニックになったわけである。

 しかし、内外の機関投資家は、この下げを冷静に受けとめている。

 ラッセル・インベストメントが6月始めに内外の機関投資家59社を対象に調べたところ、日本株について強気という見方は、前回3月調査の77%から80%にアップ。特に日本株は割安という見方は、3月の17%から53%に急増しており、日本株に対して押し目買いの好機ととらえていることが分かる。

 大衆は常に裏切られる。ムードに流され上がれば強気、下がれば弱気を繰り返す限り、大衆は永遠に株では成功しない。