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投資講座 第8章−35
[2006.07.14]

 
 実際、早見に投資相談をしてくる人は、会員、非会員を問わず、途方にくれて泣きついてくるケースは、ほぼ全員が信用取引で株を買っている人である。

 あたりまえだが、現物買いの場合は値下がりして損になっているといっても、それはあくまで帳簿上の評価損であり、そのまま持続して株価の回復を待つことは十分に可能だ。

 ところが信用買いの場合は、決済期日というタイムリミットに加えて、追い証や金利などの制約があるから、持ち続けていればいいというわけにはいかない。無期限信用取引であっても追い証から逃がれられない。

 しかも、信用取引は借金をして株を買うわけで、手元資金が少ない人でも身の丈以上の株数を買える。これが落とし穴で、資金量が少ない人ほど、より多く儲けたいと欲が先に立ち、目一杯買ってしまいがちだ。そのためいったん見込み違いになると損失が膨れ上がってしまう。自業自得だ。