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米景気、住宅崩壊の次は個人消費
[2007.08.24]


 世界的な連鎖株安を食い止めるため、FRBは2003年以来の公定歩合引き下げに踏み切った。
 しかし、住宅バブルが崩壊したことは誰の目にもハッキリしている。全米不動産価格は1929年の大恐慌以来初めて値下がりに転じた。7月の米住宅着工件数も、10年7ヵ月ぶりの低水準になっている。
 こうなると次はGDPの7割を占める個人消費が減速していくことが、新たな火種になっていく。8月の米ミシガン大学消費者信頼感指数は、昨年8月以来1年ぶりの水準に低下した。
 個人消費の減速傾向がハッキリしてくると、米国の景気後退観測の高まりと米企業収益低下につながり、それが米国の株価と原油相場の下げ圧力を強める。原油相場が大きく下がると、オイルマネーの流れが逆回転を始める。円キャリーとオイルマネーの巻き戻しというダブルパンチ二なる可能性が大きい。