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ついに中国動く
[2010.06.25]
週末の日経新聞一面で、中国人民元の切り上げが報じられました。
週明けは、まずは人民元の切り上げを好感したマーケット全体の買いが入りましたが、影響は軽微で、すでに完全にマーケットに織り込まれています。
不安視されていた円高ですが、少々円買いに傾いたものの、小動きに終始し、不安感を広げるようなものではありません。
人民元は22日、2005年の切り上げ以降の最高値である1ドル6・7976まで上昇し、中国は欧米に対して元高を容認するスタンスを見せた形になりました。しかし同日に噂の範囲内ではありますが、中国政府サイドがドル買い元売り介入をしていると報じられ、相場全体に安心感はまだありません。
そもそも人民元改革は、インフレ率が高まり、低賃金問題が深刻化している中国にとって、必要不可欠な改革です。これは、中国経済の勢いを示すものであり、円高懸念という教科書的な考えを持つ必要はないと考えます。
ここからは、ゆっくりと時間をかけて断続的に切り上げが行われていきますが、前回の2005年7月の切り上げ当初は、円相場は109円まで円高に傾いたものの、その年の年末には121円まで円安が進行しました。
為替市場の新たなトレンドスタートのターニングポイントとなるか、注意深く見ていきましょう。
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