この2か月で、日本円と外国通貨の金利差が格段に縮小されました。特に目立ったのが、55年ぶりの低金利となったイギリスポンドの1・5%利下げです。これでイギリスの政策金利は3%、これまで先進国の中でも高い金利水準を誇ってきたイギリスでしたが、リセッションの度合いがいかに大きいものであるか、大幅利下げでよく分かります。そして、3%台になったイギリスポンドですが、まだ利下げ打ち止めの方向が出ているわけではありません。またユーロやドル、豪ドルなども12月にさらなる利下げを行うことが織り込まれていますので、一段の金利縮小となるでしょう。
こうなると、現在FXを機動的に行う人にとっては非常に有利です。
現在は全体的にレンジ(もみ合い)になっていますが、まだまだ大勢は下げトレンド。厚いトレードをするのはショートポジションを取る人が多いと思いますが、これまで対円でショートポジションを取ると、スワップの支払いに泣かされる人も多かったと思います。受け取ると嬉しいスワップポイントも、支払うとなると痛い出費・・・イギリスポンドのショートを取り上げると、「スワップがきつくて・・・」とよく相談されました。
スワップ支払いが嫌な人にはディトレードに徹することを勧めましたが、ここまで金利差が縮小すると、多少の支払いも許容範囲になってくるでしょう。それ以上に大きな変動のうまみをキャピタルゲインで十分に享受できます。
マーケットは、米家電大手の破たんやGMの行方など、再び不安感が台頭してきました。直近のレンジを下抜けする可能性も出てきました。くれぐれも安易な外貨買いはせずに、戻りをうまく売っていきましょう。ドル円、クロス円ともスタンスに変更はありません。
※この原稿は水曜日時点で作成されたものです。
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